医療メディエーターとは
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医療メディエーターとは、近年増加している医療ミスなどの医療事故や、医師や看護婦などと患者の間で意見の相違があった場合に、両方の意見を聞き、話し合う場を設けるなどの問題解決に向けた仲介を行う人のことをいいます。2008年には約800人の医療メディエーターが病院内にて働いていて、医療安全管理者を同時に担っていることが多いといいます。
医療メディエーターは単に訴訟を回避するために存在するわけではなく、患者と医療関係者との間に対話を設け、促進し、二者の関係を修復・再構築していくことも医療メディエーターの役割です。また医療メディエーターは法律的な解決には関わらず、示談交渉での対話促進が中心となります。
医療メディエーターの資格と養成講座
医療メディエーターは、日本医療メディエーター協会が設けた養成講座があり、養成プログラムを受講した人に、医療メディエーターの資格が認定されます。
日本医療機能評価機構の養成プログラムには基礎編から応用編、トレーナー養成プログラムなどのレベル別に分かれたプログラムが組まれており、個人レベルに応じて3段階に分かれます。プログラム修了者は、医療メディエーター協会に入会することで各段階の認定を受けることができます。
求人は各医療機関から出されることが多いようです。
医療メディエーター協会理事の早稲田大学院和田教授によると、「ターミナルケアやインフォームドコンセント、医療スタッフ同士のトラブル解決の場面などへも関われる」としており、医療メディエーターの業務範囲は今後拡大すると思われます。
医療メディエーターの認定は、医療資格を持つ方限定ではありませんが、医療機関に勤務する人が対象となっています。これは、院外の第三者が医療メディエーターとして医療事故紛争に関わった場合、弁護士法に抵触する恐れがでてくるのを防ぐためです。
医療メディエーターの研修を医療者も受講
医療メディエーターの活動の例としては、院内で患者に禁忌薬剤を投与してしまいトラブルとなりましたが、医療メディエーターが関わったことによって、両者が納得し、解決につながったという例があります。
また医療者が医療メディエーターの研修をしたことによって、患者の声を落ち着いて聞けるようになったり、トラブルが起こりそうになったときでも、患者の理解、納得を得ることが出来た、という例もでてきています。
すなわち、近年増えている医療ミスといった医療事故の際に、医療者と患者の間に立ち、意見を聞いて話し合いの場を作り、訴訟を回避するなどの問題解決に向けた仲介を行う役割の人を、医療メディエーターと言うのです。
医療メディエーターの重要性は日々増しており、病院などに勤務する医療メディエーターは、同時に医療安全管理者を担っています。
以上、医療メディエーターについてご紹介しました。
この情報がお役に立つとうれしいです。